明和無線グループが配車室を廃止、完全配車代行サービスへ移行。費用対効果は抜群!
大幅なコストダウンを見込み、売上アップも
以前はPC2台、ディスプレイ4台だったが、15インチのノートブックPC1台。
持ち運びも可能。1分に4回の配車効率。こぼれる顧客は代行サービスがバックアップ。
明和無線グループが配車室を廃止、完全配車代行サービスへ移行。費用対効果は抜群!
大幅なコストダウンを見込み、売上アップも
名古屋市の明和無線グループ(代表者:浅井敏夫、7社約300車両)は、クラウド型タクシー配車システムの「ポケットタクシー2地方版」を導入し、約2ヶ月後に配車業務を完全に代行委託し、配車室を廃止した。
当初、別の配車システムを検討していたが、システムの初期費用、月々の運用費用も半分で済むとのこと、操作が簡単で研修期間なしで誰でもすぐに使えることを評価して昨年の10月にグループ内の4社180台の内70台で運用を始めた。
以前の無線配車システムでは、配車室は2席4人体制で運用していたが、ポケットタクシー導入に際して1席での運用に代えた。同時に配車代行サービスの「タクリーチ」の運用を開始し、時間帯、曜日別にタクリーチの並行運用を利用していた。
土地勘のない地域での運用でも問題なく配車行為を遂行できていると判断して、昨年末から配車室を廃止して、完全に配車代行に移行した。
このことで、配車室4人分の人件費100万円以上がタクリーチの料金約25万円と大幅なコスト削減につながると見込んでいる。
明和グループの市場としては、流し営業と待機配車営業との二つの市場を持つ。
お客からアプリ利用料を徴収しない配車アプリでの新規顧客の取り込みと、タクリーチの顧客囲い込みのノウハウとを活かし、徐々に対応車両数を増やしながら、グループの固定客を更に増やしていこうと考えている。
更に、タクリーチが提供する分析機能を利用して、時間帯、曜日別の需要と供給のバランスを見て、成約率を上げ売上を増やすためのコンサルティングにも大きな期待をしている。